「東尋坊」って行ったことありますか?
私はこの間生まれて初めて行ってきました。
東尋坊に行ってふと思ったんですけど、
「名勝 東尋坊」
って書いてあるんですよね。
こんな感じです。
そういや名勝って何だろうと。
よく観光に行ったら見てる気がするけど、特に気に留めてなかったなぁと思いました。
なので今回は東尋坊の紹介と、
せっかく疑問に思ったので名勝って何かを書いていきます。
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まずは東尋坊から!
東尋坊ってそもそも何だよと。
お坊さんの名前かよっていう方に一言で説明すると、東尋坊とは「崖」です。
ほんとに崖なんですよ。ほら!
ね!崖でしょ!(笑)
場所は福井県坂井市三国町にあります。
駐車場は東尋坊商店街の手前にある市営駐車場に車を止めました。
私が行ったときは平日で無料で止め放題だったんですが、ホームページを見ると普通車500円と書いてあるので、土日とかだと有料なのかもしれません。
お土産屋さんやご飯屋さんの駐車場も結構多かったです。
ですが買い物とかしないのに止めるのも気を使うので、市営の駐車場に止めました。
「東尋坊市営駐車場」で検索すると出てくると思います。
この東尋坊がどうやって出来たかというと、
大昔の火山活動で出たマグマが冷えて固まって、それが長い年月をかけて、波の浸食を受けて地表へと出てきたのがこの東尋坊です。
マグマが冷えて固まるときに出来る柱みたいな割れ目を柱状節理といいます。
東尋坊の柱状節理を、正式には複輝石安山岩の柱状節理と言います。
難しいですね。(笑)
これだけの規模の柱状節理は珍しいらしく、岩自体が国の天然記念物に指定されています。
崖の下はすぐ海です。
景色が良くて迫力があることでも有名です。
船越英一郎さんもよく訪れてましたよね!?(笑)
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東尋坊の由来
せっかくなので、東尋坊の名前の由来も書いておきます。
昔福井県の山奥に、「平泉寺」というお寺がありました。
このお寺は強い僧兵を持ちとても栄えていたんですが、悪さをして周辺の民や百姓を苦しめていた者もいたといわれています。
その中でも悪さの旗頭的存在だった僧が、「東尋坊」という名の僧でした。
あるとき平泉寺の僧たちが、東尋坊の崖の上で酒盛りをしていました。
そこで「東尋坊」に恨みを持った僧が酒をどんどん飲ませ、泥酔したところを東尋坊の崖から突き落としてしまいました。
その後、晴れていた空には急に雷鳴が響き、49日間にわたって海は大荒れになったそうです。
そしていつの間にかこの崖が、東尋坊と呼ばれるようになったとのことです。
もともとはお坊さんの名前だったんですね。
こんなところから落ちたらひとたまりもありません。
けっこう崖の端まで歩いていくことが出来ます。
観光の際は、くれぐれも気を付けてくださいね。
ところで名勝って?
東尋坊の話はこれくらいにしてですね、そろそろ「名勝」の説明に入ります。
名勝とは・・・、
国および地方公共団体が指定した、芸術上または鑑賞上価値の高い土地を名勝地と言い、
その中でも特に文部科学大臣が指定した場所のことです。
ざっくりいうと、すごく景色のいい場所だから、ちゃんと指定して保護しましょうってことです。
またその名勝の中でも特に価値の高い物が、特別名勝と言われています。
日本の名勝は、平成29年2月1日の時点で400件あり、特別名勝とされているのが36件あります。年々増えていっています。
ちなみに名勝がいちばん多い都道府県は京都です。
名勝には自然のものだけでなく、人工的なものも含まれますので、歴史ある文化財が多い京都がいちばんのようですね。
最後に・・・
東尋坊の話と、名勝についての話をしてきました。
日本は四季が豊かで、景色や食べ物、お酒などに恵まれた国です。
同じ場所でも、季節によって風景が変わったり、味わえる食べ物が変わったりします。
つまり観光に向いてるんですね。
国内にも魅力的な土地がたくさんあります。
ぜひあなたも色々なところを旅してほしいです!
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