イマキミ!

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テーマパークや遊園地のアトラクションで働きたいと思うあなたへ。

夢を見れるかどうかは、環境次第。

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アトラクションは花形だと思います。

ショーやイベントももちろん素晴らしいけれど、いちばん人気はアトラクションなのです。

それこそ2分3分という一瞬の楽しさの為に、それの数十倍から数百倍もの時間を対価にするわけですからね。

 

これでも私はこの業界7年くらい、施設数も計5か所で働いてきてます。

今回はそんなテーマパークや遊園地のアトラクションで働くということを、私なりに紹介したいと思います。

 

 

どんな人が働いてるの?

 

まずは実際に働いてるのはどんな人なのかということです。

 

まずは年齢層。

色んな人がいると言ってしまえばそれまでですが、どちらかと言えば若い人が多いです。

大学生、高校生、フリーターなど。

ただこれは施設によって大きく変わります。

田舎の小規模な施設になると、割合はほとんど逆転します。

年配の方や、近くの主婦(夫)の方が多いです。

ただアトラクションに関しては他の部署より若い人が多いですね。

屋外だったり、立ちっぱなしだったりというのもあるでしょう。

 

雇用形態は?

大手だとゲストから見えるところにいる人は全員バイトです。

社員ももちろんいますが接客ではなく管理が仕事なので、なにかトラブル等がないと表には出てきません。

最近は派遣も増えています。人手不足なので。

中規模や小規模になると、表で接客しているスタッフでも正社員や契約社員といった雇用形態で働いてる人もいます。

 

ちなみにバイトから社員とかになる人が多い職場であります。

大手以外は大体どこもギリギリの経営ですから、毎年きっちり新卒採用とかしてるところは少ないですね。

バイトから社員なら仕事も分かってるし教える手間を省けますからね。

なのでもしバイトでなく社員としてアトラクションで働きたいという方は、働きたい施設のバイトやパートから始めるのも有力な手になります。

(*ただディズニーやUSJでバイトから社員になるのはかなり狭き門です。高学歴の人で長く年数を働きながら上のポジションが空くのを待たなければばりません。新卒や中途採用で入るのを狙った方が早いと思います。)

 

基本的に働いている人は、「家が近いから」とか「なんか1回働いてみたかった」という人たちがほとんどです。

これはどの仕事も同じだと思います。

もちろんエンターテイメントな夢を持って働いてる人もいますが、そんなに多くはありません。

そういう人たちは長居せずに、すぐ次のステージに行っちゃいますからね。

 

 

どんな雰囲気?

 

働く上で大事なのは雰囲気です。

まぁこれも施設によりけりといえばそれまでなんですが、基本的に忙しいとこほどピリピリしている可能性は高いです。(可能性であって絶対ではない)

いちばんおすすめなのは、実際に興味のある施設に遊びに行ってスタッフ間の雰囲気を見てみることです。

スタッフ同士で笑いあったりすることも無いような雰囲気だと、自分もその中で仕事するってことになりますからね。

 

アトラクションによっての差もあります。

例えばジェットコースターとシアターのアトラクションだと全然違ってきます。

客層も違いますし、メリーゴーランドで身長制限のクレームとか無いでしょ。(笑)

 

運営側は基本的に、ゲストを増やすことと現場の人件費を削ることを同時に行ってきます。

やはり待ち時間の長い忙しいアトラクションほどミスは許されないといった雰囲気はあります。

 

 

働くメリット

 

接客が好きな人であれば、もはやメリットしかないですよね。

老若男女様々なゲストと触れ合うことが出来ます。

最近はインバウンドで外国人のゲストも増えています。

意識して話しかけていけば、簡単な会話なら英語で出来るようになります。

英会話教室とかいけばお金がかかりますが、これなら給料をもらいながら英語が身につくかもしれません。

 

若い人であれば周りも同世代になるところが多いので、仲良くなれば学校みたいで楽しく働けると思います。

 

あとは友達同士とかで話のネタになります。

有名な施設であればあるほど。

ただSNSに載せたりするのはダメですよ。

今は大体のとこで入社の時に、「SNSとかダメですよ」って言われるはずです。

 

 

働くデメリット

 

メリットを書いたんでデメリットも上げておきます。

ますは給料が安いです。時給にしろ、月給にしろ。

時給だと大半が最低賃金じゃないですかね。

結局は資格とかも要らないし、誰でも出来る仕事です。

適正は必要だと思いますが。

 

この仕事を続けたところで、特に何かのスキルが身につくわけでもありません。

接客の腕を磨きたいのであれば、ホテルや旅館、レストランのホールなので働いた方がよっぽどいいと思います。

そもそもディズニーとUSJ以外のテーマパークや遊園地で、まともな接客のノウハウを持ってるところはありませんからね。

 

あとは盆と正月とか、ゴールデンウィークとかは基本休み取れません。

これはアトラクションに限らず、サービス業の宿命ですね。(笑)

 

 

働く前に準備すること

 

最後にこれから働いてみようと思う方へ。

仕事は入ってから教えてくれるので、特に何も準備することはありません。

ですが覚えることはけっこう多いです。

アトラクションだけでなく、そこの施設のこともたくさん覚えなくてはいけません。

トイレと喫煙所の場所なんて1日に何回も聞かれます。

つまり、メモ帳は準備しておいた方がいいですね!(笑)

 

あとこの仕事は基本的にマニュアル通りにする仕事です。

接客という部分では臨機応変ということもありますが、アトラクションの運営という部分では100%マニュアル通りにすることを求められます。

極端な言い方をすると、ゲストの命がかかってますからね。

自己流で安全バーの確認とか絶対してはいけません。(笑)

 

そしてどんな仕事もそうだと思いますが、分からないことは先輩方に聞きましょう!

ゲストに間違った案内などをすると、後々クレームになることもありますからね。

分からないことや自信の無い事は、分かる人に聞く。

質問するとめんどくさそうに教えてくれる先輩もごくまれにいますが、そういう人は大体嫌われてるんで気にしなくて大丈夫です。(笑)

 

 

最後に・・・

 

アトラクションで働いてみたいなぁ」と思う方の、少しでも参考になると幸いです。

楽しい職場であることは間違いないです。

仮に合わなくてすぐ辞めちゃったとしても、ひとつの経験としておもしろいと思いますよ。

なにも難しいスキルは要求されませんが、向き不向きの適正は大いにあると思います。

 

求人の探し方は、普通に求人情報サイトや、施設のホームページなどから探すのがおすすめです。

たまにハローワークとかにもありますけどね。

 

興味がある方は、とりあえずいちどチャレンジしてみてください!