劇場版「キングダム」のストーリーや感想!
今回は劇場版キングダムの感想やストーリー(あらすじ)についてです!
2019年4月19日から、大人気マンガ「キングダム」の映画が公開になりました!
キングダムファンからすると、ついに!、やっと!、って感じですね。(笑)
人気の若手俳優の起用や迫力のあるアクションシーンなど、前評判での見所は多い映画です!
まずは映画版のストーリーから書いていきます!
この記事は映画のネタバレも軽く含みます。
事前情報無しで映画を楽しみたい方は注意してくださいね!
主なキャスト
・信→山崎賢人
・政、漂→吉沢亮
・河了貂→橋本環奈
・楊端和→長澤まさみ
・成キョウ→本郷奏多
・壁→満島真之介
・昌文君→高嶋政宏
・王騎→大沢たかお
・騰→要潤
・魏興→宇梶剛士
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映画版「キングダム」のストーリー
映画版キングダムのストーリーですが、これはテレビCM等なんかで放送されている通りで、「秦王政の弟成キョウの反乱を山の民と共に王都咸陽に制圧しに行く」というストーリーになります。
原作のマンガで言うと1巻~5巻の途中、1話~47話辺りまでが映画のストーリーになります。
基本的にストーリーの進行は原作と同じです。
台詞なんかも原作と同じシーンが多かったですね。
一部シーンや台詞なんかが、映画用に上手く省略されてたり原作とはほんの少しだけ順番が入れ替わっていたりしました。
映画版専用のシーンもほんの少しだけありましたが、ただそれも基本的には原作のちょっとアレンジ版みたいな感じです。
スピンオフ的なものだったり、完全オリジナルな映画版のサイドストーリーの様なものはありませんでした。
映画版キングダムのあらすじ
原作を知っている方にはおさらいになりますが、ここで簡単に映画版キングダムのあらすじを書いておきます!
上にも書きましたが、本当に原作とほぼ同じです!(笑)
映画は信が馬車に乗せられて移動するシーンからスタートします。
奴隷として仕えていた家に連れて行かれるところだと思います。(李典だっけ?)
その目にはたまたま通りかかった秦の大将軍「王騎」が映っていました…。
この映画冒頭のシーンは原作にはない映画版オリジナルなシーンです。
そしてここからは原作に沿って進んで行きます。
戦争孤児として仕える信と漂は、天下の大将軍を夢見て働きながら剣の特訓をしていました。
そこに通りかかったのは秦王政の家臣昌文君。
政に瓜二つの漂は替え玉として王宮に召し抱えられます。
ある夜命からがら帰ってきた漂の手紙を頼りに国卑村で政と出会った信。
漂は秦王政の替え玉として命を狙われたのでした。
漂との夢のため、刺客の朱凶を倒し、政と共に王弟を倒し王の座を政に取り戻すことを決めます。
ここで河了貂も行動を共にするようになります。
途中追ってきたムタを倒し、山奥にある王家に伝わる小屋で休憩する政と信と河了貂。
原作だと小屋に着いてからムタとの戦闘ですが、映画では小屋に着く道中にムタと戦闘します。
そこに政の家臣の昌文君らが合流します。
王の座を取り戻すため、昔の同盟を頼って山の民に助けを求めることにします。
山の民に会いに行く途中、一行は山の民の兵らに捕らえられてしまいます。
原作だと昌文君は脱落し全員は山の民に会いに行きませんが、映画版では一行全員捕まってしまいます。
山の民の王「楊端和」と会う政や信らの一行。
始めは協力を拒否する山の民らですが、政や信の説得により楊端和は政らに協力することを決めます。
咸陽の前までやってきた政らと山の民の一行。
50人を選抜して咸陽の中に入ることを許されます。
途中「朱亀の門」で戦闘が始まります。
政や楊端和や昌文君ら40人は広場で戦い相手の注意を引き、残り信や壁や山の民の戦士バジオウやタジフら10人は別動隊として隠し廊下から王宮の中に入り王弟成キョウを倒しに行きます。
廊下の中でランカイを倒し王の座へと辿り着く信たち。
左慈相手に苦戦しますが、何とか左慈も倒して成キョウを追い詰めます。
原作だと廊下で左慈を倒してから王の座でランカイとの戦闘ですが、映画版だと全くの逆でした。
広場で戦っていた政らも何とか踏ん張り、王騎の登場もあり成キョウを倒し勝利をつかみます。
王騎は政と夢について話し、その場を去っていきます。
そこで信は王騎に自分の名を名乗るのでした。
原作ではこの成キョウの反乱の段階で王騎に信が名乗るシーンはないので、ここはオリジナルのシーンですね。
最後は政や信らが王の座で話をするシーンで終わりです!
映画キングダムの感想!
ほんの少しオリジナルのシーン等がありますが、基本的には原作に沿って話は進んで行きます。
なので次のシーンへのワクワクといったものは、見ていてそんなになかったなぁーって感じです。
アクションシーンはさすが迫力があります。
いっぱい練習したんだろうなぁ~ってのが伝わってきますね。
ただストーリー的にも大勢対大勢の戦闘ではありませんので、数の迫力はそこまでです。
大勢の兵が並んでいるシーンもあるのはあるのですがね。
戦のシーンが見たかったなぁーとも思います。
正直な感想としては、なんか全体的に浮いているんですよねー。
なんか浮いてる。
なにがって具体的には難しいけど、なんか浮いてるってのが正直な感想。
場面場面の切り替わりの横や縦にスライドしていくのも、すっごい昔の中国の話なのに、あれでOK出したんだって感じです。
まさに「原作を再現してみました!!」っていうのがピッタリな表現だと思います。
なので原作に対してかなり忠実に再現されています。
台詞やシーンも原作が基本です。
ただなんか浮いています。
浮いているっていうか深さがないってことでしょうか。
自分は素人なんで分かりませんが、やっぱりすっごい昔の人の話を今の時代の人が演じるって難しいことなんですね。
ただひとつこれだけは言えることがあります。
橋本環奈は正義です。
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おわり!
以上で劇場版「キングダム」については終わりです!
映画のストーリー的には、原作にほぼ同じなので改めて説明することも無かったです!
ですが少しだけ原作と違った劇場版オリジナルの進行がありますので、そこは原作ファンの方は原作と比較して楽しめるところだと思います。
あとは信役の山崎賢人さんのファンの方など、キャストさんのファンの方も楽しめる映画ですね!
派手なアクションシーンが多い映画です!
ただ全体的に見て、予想を裏切るようなシーンもなく、そこまでの盛り上がりには欠けたと自分は思いました。
まぁそれだけ原作に忠実だってことなんですけどね。
次作があるなら映画オリジナルのストーリーを期待したいです!