プライベートシングルってどんな部屋?
今回は大阪港と鹿児島の志布志港を結んでいる、フェリー「さんふらわあ」のプライベートシングルについての解説です!
先日さんふらわの「きりしま」に乗る機会がありました。
その中で「プライベートシングル」に泊まりましたので、どういった部屋だったか書いていきます!
ちなみにこの大阪志布志間は、きりしまと「つしま」が航海しています。
船内の設備はどちらも同じですのでぜひ参考にしてください!
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プライベートシングルについて解説
まずこのプライベートシングルですが、簡単に言うと「大部屋の中の個室」です。
大きな部屋の中が仕切られていて個室になっているって感じです。
こういった形で大きな部屋の中で個室になっています。
扉はスライドするカーテンみたいになっています。
内側からのみ鍵をかけることができます。
こちらが部屋の中です。
ヘルメットがありますが私の私物ですのでご了承ください。
基本的に狭いです。
ベット横の通路の幅はヘルメットほどです。(笑)
ベットにテレビ、備品はスリッパとハンドタオルに歯ブラシです。
ベット側から見たらこんな感じです。
テレビにカーテンの扉です。
部屋のサイズはベットのサイズ+αだと思ってください。
ハンガーは2つありました。
こういった形で船内の廊下から完全に個室ではありませんが、大きな部屋の中で個室になっています。
では次にこのプライベートシングルに泊まって実際に感じたことを書いていきます!
プライベートシングルに泊まった感想
まず良かった点からです。
良かった点は個室になっている、ということです。
「なるべく安く移動したいけどでも雑魚寝は嫌だなぁ」と言う方にはちょうどいい選択肢だと思います。
自分が寝る空間は完全に個室になっていますし、プライベートシングルの空間に入るにはオートロックが必要になります。
個室の鍵は内側からしかかけられませんが、プライベートシングル宿泊者しか入れないようになってますのである程度は安心かなと。
心配な場合は100円返却式のロッカーが船内にあって利用できます。
次に悪かった点です。
私が一番気になったのは「音」です。
個室の扉はカーテンですし、壁もけっこう薄い壁だと思われます。
他の個室に泊まっている人が部屋に出入りする音などがよく聞こえました。
夜中にはおじさんの寝言のような声も聞こえましたね。(笑)
プライベートシングルの外の船内の廊下の音が聞こえるということはさすがにありませんが、プライベートシングルの空間の中の音はけっこう聞こえます。
対策としては耳栓やイヤホンをして寝ることで気にならなくなりますし、その日の宿泊者数や几帳面な人が多ければ音にも気使ってくれるでしょうね。
あとは個人の性格によって気になる気にならないありますし、夜中の音とかがどうしても気になるって人は、完全個室の「スーペリア」の部屋を取った方がいいのではと思います。
あと気になる点としては、トイレや洗面台は船内の共有を使うしかないってこと。
部屋にも大浴場にもカミソリやバスタオルは備品として置いてないので、持参してなければ買うしかないってこと。
冷蔵庫はもちろんないってこと。
また海上なので仕方ない部分もありますが、プライベートシングルの空間内は電波が非常に悪いです。
ロビーの窓側に出るとまだ電波も良くなるので、私は寝る直前までずっとロビーにいました。
船のWi-Fiもありますが、まぁあんまり期待しない方がいいです。(笑)
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相部屋は嫌だけど安く移動したい人におすすめ!
結論としまして、プライベートシングルは「なるべく安く移動したいけど相部屋は嫌!」という方におすすめです!
色々書きましたが、基本的にちゃんと個室です。
もちろん狭いですし、壁は薄いので騒音なども多少あるでしょう。
ですがプライベートな空間は保たれていると私は思いました。
自分が移動するだけならこの部屋で十分です。
もしまたさんふらわあで大阪志布志間を移動することがあれば、このプライベートシングルに泊まると思います。
もちろん予算に余裕のある方は、完全個室のスーペリアに泊まるといいと思います。
備品も多いですし、部屋の中にシャワーとトイレと洗面台もありますからね。
14~15時間くらいフェリーに滞在することになります。
私は寝ている時間以外はけっこうロビーのソファーでくつろいでました。
なるべく快適に過ごせるように参考になれば幸いです!