好きと仕事は違う?
「好きなことと仕事は別だ」
「仕事にしたら好きじゃなくなる」
自分の中でこういった仮説を持っている大人達は一定数います。
あなたはどう感じますか?
好きなことと仕事は別ですか?
好きことは仕事にするべきではないと思いますか?
「好きなことも仕事にしたら好きじゃなくなる」
好きなことが好きじゃなくなるのは、そんなにいけないことなのでしょうか。
歳を取ったり、時代の進歩に合わせて、自分の好みや趣向が変化するのは果たしていけないことなのでしょうか。
これからの時代に定年なんてありません。
それこそベーシックインカムでも導入されない限り、くたばって働けなるまで人は働くことにでしょう。
まだまだ働き続けなくてはいけないのに、好きでもないことを仕事にしていくのは果たして幸せな働き方なのでしょうか。
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自分がどうなりたいのか
「好きなことを仕事にしてはいけない」
あくまで私の想像ですが、これは完全に「好きじゃないことを仕事にしてる人」の意見ですよね。
本当に好きなことを仕事にしている人はこんなことは言わないはずです。
「好きなことを仕事にするべきだ」
むしろこう言うのではないでしょうか。
「好きなことを仕事にしてはいけない」
これはあくまで世間の中に多く転がっている、玉石混交の意見のひとつに過ぎないということであると思います。
動くべき指針は世間の噂話ではなく、自分の中の素直な感情であるべきです。
自分がどうなりたいのか。
自分はどうありたいのか。
「好きと仕事は違うんだよ」
したり顔して語るような大人になりたいのであれば、その道を進めばいいのでしょう。
好きなことだけする
「好きなことを仕事にする」
というよりは、もはや好きなことだけやるべきだと私は思っています。
なんで好きでもないことをしないといけないのか。
他の誰のものでもない、私の人生ではないのか。
「仕事だから」
最大限の説得力と究極に空っぽの中身を合わせ持った、とんでもなく無責任な説得に無理やり納得してきただけなのではないだろうか。
「仕事だから」は「仕事だから嫌なこともやらないといけない」
の省略形ではないのです。
「仕事だから」は「仕事だからこそ好きなことしかやってはいけない」
本当はこういうことなのではないかなと、最近はこう思っています。
最後に・・・
「好きなことだけしよう。それには覚悟も必要だ」
これも私は違うと思います。
好きなことをするだけなのに、覚悟なんていりません。
必要なのは「好きという動機」だけだと思います。
自分の中のシンプルなワクワクや楽しそうだと感じる感情をコンパスに進んで行けばいいのです。
時には途中で嵐に遭遇することもあるでしょう。
目的地が見えなくなることもあるでしょう。
そんな時は無理に目的地を目指さなくてもいいのです。
違う方向に進んで行けばいいのです。
無理に嵐を超えようとしなくてもいい。
晴れ間が見える方に舵をとればいいのです。
そこにレールなんて存在しません。
勝手にレールだと思って、みんながみんなと同じ方向に進んでいるだけです。
向かう先は人それぞれ。
進むスピードも人それぞれなのですから。