やりたいことはもうすでに自分の手の中にある!
「やりたいこと」
現状私には「やりたいこと」なんていうものは特にありません。
別にこの「やりたいことがない」という状態に対して、特に何も思ってもいません。
無いものは無いのだから、だって仕方のないことじゃないですか。(笑)
自分の「やりたいこと」を持って、未来に向かって努力していくことは、世間一般的に美しく思われています。(思われている様に感じます)
具体的であればあるほどより良く思われますよね。
ただ実際どうでしょうか。
やりたいことなんて、持っている人の方が実は少ないような気がします。
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自分に嘘をついてまで「やりたいこと」を持たなくてもいい
おそらくこれは、それぞれの置かれた環境などにかなり左右されると思うのですが、「やりたいことを持っていない」ということを良しとしない環境も多くあると思います。
学校であり、職場であり、その他色々な組織などなど……。
また「目標」なんて言葉も、同じような意味で使われることもありますね。
「本当はやりたいことなんて自分には無いんだよ!」
心の中ではそう思っているのに、それを環境が許してくれないという場面は、往々にしてあることでしょう。
やりたいことを持っていないということが、悪となって自分自身の精神をむしばむこともあるかもしれません。
そんな時、あなたはどうしますか?
自分に嘘をついて「やりたいこと」を無理やり自分の中に絞り出そうとするのではないでしょうか。
なかなか環境には勝てませんからね。
「(本当は別にやりたくないけど)やりたいこと」を無理やり絞り出した結果、その「(本当は別にやりたくないけど)やりたいこと」をやるエネルギーまでが、カラカラに絞り出されてしまうと私は思います。
人間の体や心は自分が思っている以上に正直であると、まだまだ20数年の人生ですが今まで生きてきて感じています。
やりたいことを持っているって、自分と他人を比較した時に安心できるんですよね。
やりたいことがないってことは、要は「ただ生きてるだけ」という状態です。
このことに対して、「自分は自分だ。別にそれでいいじゃないか」と思うことができるかどうかなんだと思います。
周り(他人)はとやかく言います。
そもそもとやかく言うもんです。
「これで良し!」こう思う最終的なジャッジをどこを基準にしてくだすのか、ということが大きなポイントでしょう。
周りの「良し」と自分の「良し」、あなたはどちらを選びますか?
アバウトなやりたいことを形にしていく!
具体的なやりたいことは無くても、「アバウトなやりたいことならある!」という状態もあると思います。
私はまさにこんな感じです。
「何となくだけど毎日笑って過ごせたらいいなぁ」
「見たことないような景色がたくさん見れたらいいなぁ」
「ストレスの無い日々を過ごしていけたらいいなぁ」
「自分の好きな人と一緒にいれたらいいなぁ」
これも十分やりたいことであると私は思います。
やりたいこととして最高じゃないですか。
どうやったらそのやりたいことに近づけるのか、自分自身と深く向き合っていきましょう。
学生が終わると、大半が「やりたいこと=職業」じゃないですか。
でも職業って目的ではなくて手段だと私は思うのです。
そもそも職業なんて、今ある職業でも時代の流れとともに無くなってしまうこともあるでしょう。
また自分はどうしてもその職業に就きたいと思っていても、タイミングや実力など色々な理由で自分の意図した方向とは違う方にものごとが進むこともあります。(そんなことばっかり笑)
入りたい!と思っていた職場や学校などに入っても、「あれっ思ってたんと違う……」なんてことも今までに何回あったことか。
私はやりたいことというのは、目的のための具体的な手段ではなく、「どんな人生を生きるのかという大きな方向性」のようなものだと思います。
コンパスのようなものです。
羅針盤のようなものです。
方位磁石のようなものです。
もちろんやりたいことが無くたっていいのです。
別にそれで自分が良いと思えれば、もうそれ以上でもそれ以下でもないことです。
大事なのは自分が「自分はこれで良し!」と思うことです。
そして具体的なやりたいことでなくても、アバウトに抽象的でも良いのです。
大事なのは目的と手段を間違えないことです。
目的に少しでも近づくために、手段は何度変更したっていいのです。
必要なことはトライ&エラーです。
失敗なんてものは存在しませんトライなくしてエラーなし、エラーなくしてトライなし!
トライとエラーはセットなのですから。(鶏と卵の関係のようなもの!)
「分からなかったことが分かるようになった」
こうやってどんどんと、目的に近づいていけばいいのだと思います。最初はアバウトなことであっても、トライ&エラーによって形になっていくものです。
(もっと言えば、ずっと心に思うことがありながらそれにトライしない状態は、圧倒的にエラーを続けている状態ですよね)
自分を自分で掘り起こせ!
やりたいことを持ちたいけど、やりたいことなんてどこにもない。
こう思っている方は、元々やりたいことが存在しない場所で、自分のやりたいことを探してしまっているのでしょう。
元々埋蔵金の無い山をいくら掘り返したところで、埋蔵金に出会うことはありません。
上にも書きましたが、やりたいことなんてアバウトでもいいのです。
(ていうか自分で良いと思えれば、別に無くたっていい)
「今よりストレスの少ない生活を送りたい!」とかで全然いいじゃないですかね!(私も同感です!笑)
それ向けての手段というものは、後からいくらでも変更可能なのですから。
やりたいことというものは、すでに自分の中に眠っていると私は思います。
真に見つけるべきことは自分の外側にはありません。
ひたすらに自分の内側にあるのだと思います。
ここで必要になってくるのが、「自分で自分を掘り起こす」ということです。
一度余計な雑音は消し去りましょう。
世間がどうとか、みんながどうとか、あの人がどうとか。
そんなことは一度置いておきましょう。
自分の人生の羅針盤は、他の誰でもない、自分自身の手の中にあるのです。
無いものを数えるのはやめましょう。
今自分の中にあるものに、きっと答えはあるはずです。
自分の好きなものや関心のあるものなど、一度紙に書きだしてみてはどうでしょうか。
思いつく限りダーッと書き出してみましょう。
それが今のあなたの持っている手札です。
あとはどのカードで勝負するかですね。
「今の自分の手の中には勝負できるものは何もない!」
こう思う方も中にはいるかもしれません。
だとしたら、それが今の自分の答えになります。
トライ&エラーで、選択肢を増やしたり減らしたりしていきましょう。
大事なことは目的と手段を間違えないことです。
手段は何度でも変更可能。
自分達が航海してる海というものは、いつだって自分の想像以上に広いんだということを忘れないでください。
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最後に・・・
ほんとやりたいことなんて別に無いですよ。(笑)
こんな自分でも別にしょうがないと思っています。
まぁ前向きに諦めているって感じです。
また時間が経てば、何かひょっこり気が変わるかもしれませんしね。
自分で自分を掘り起こすためには、ある程度自分で自分のことを分析することも必要です。
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また今はクラウドソーシングという、在宅でできる仕事も多くあります。
未経験でできる仕事はライターなどがあります。
トライ&エラーは必要ですが、自分で何かを創ってみたい方はぜひトライを!
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