不景気に運送会社はハードルが高い…?
こんにちは!
今回は「不景気に未経験で運送会社に転職」というのがテーマになります。
物流というのはライフラインであり、トラックにおける物流は国の血液と言われるものであります。
不景気でも生活にかかせない、ある意味安定した業界なのかもしれません。
世の中が不景気になり、元々働いていた職業から運送業界へと転職を考える方もいることでしょう。
長時間労働など労働環境において、いわゆる「ブラック」と言われることもある業界ですが、運転免許さえあれば学歴も一部大手の会社を除いて必要ありません。
慢性的な人手不足であり、他業種からの転職のハードルも低いのかなと思います。
昔ほどのとっつきにくさも薄くなり、未経験でも転職のしやすくなった運送業界ではあります。
ですが不景気に転職となると、少し頭に入れておかないといけないこともありますので、今回はそれらのことを書いていきます!
スポンサーリンク
不景気でも仕事があるかはピンキリ!
「国の血液」とも言われるように、生活する上で無くてはならない存在の運送業界です。
とはいえ、不景気になってその会社に仕事があるかどうかは、会社によって大きく変わることになります。
基本的に運送業の仕事には荷主という存在があります。
いわゆるトラックから見たお客様ですね。
法人だったり個人だったり、この荷主が仕事を回さない限りは仕事が無いというのが気を付けるポイントです。
例えばの話をします。
不景気になって業務を縮小したり停止したり、倒産してしまった企業があるとします。
そうなるとその企業は材料の仕入れだったり商品の出荷を止めますよね。
そういった企業が荷主の運送会社は仕事は無くなるということになります。
他にも、例えば不景気で工事現場が止まったりしたら、そこで仕事をしていたダンプカーなんかも仕事がなくなってしまいますよね。
工場などが操業をしなくて油を仕入れ無くなれば、油を運ぶトレーラーも必要ありません。
「トラックは国の血液だから」
これはもちろん間違いではありませんが、不景気になると会社によっては仕事が無くなるということはもちろんありますので注意してください。
転職希望者が増えると経験者が圧倒的に有利
次の注意点としては、実際に「この会社に転職しよう!」となった時の話です。
当たり前ですが、不景気になると失業者が増えます。
失業者が増えるということは、それだけ転職のライバルが増えるということですね。
不景気でも安定した業務を行っている会社であればあるほど、そこに入りたいと思う人は多いでしょう。
これは運送業に限らずと思いますが、平時であれば「未経験歓迎」という企業であっても、不景気では「即戦力を採用したい」となりますよね。
未経験者にとって、ここは大きなハードルになるのではと思います。
運送業って会社は違ってもやってる仕事は同じということが多々あります。
そんな時その仕事の経験者であれば、横乗り1日とかで普通に仕事が出来るようになってしまうこともあります。
場合と業務によっては、もはや横乗り不要もありますね。
特に「未経験だけど大型に乗りたい!」というような場合など、もしも応募者の多いような会社を受けるのであれば落ちる可能性も高くなるでしょう。
経験者で応募する人が多ければ、その中でもまた戦いになりますから。
「今回は未経験の方はご遠慮いただいて…」と言われることもあるかもしれません。
20代とかの若い人であれば、長期的な眼から未経験でも受け入れてもらえるかもしれませんが。
大手の会社で大型の車両に乗るとそこそこ良いお給料がもらえたりします。
それを望む気持ちは分かりますが、それを望むのは現役のトラック運転手もみんな同じです。
もちろん応募して通るならば、それはそれでいいと思いますので、挑戦はぜひしてみてください。
ただそれで断られた場合、未経験でも仕事のしやすい2~3tのトラックの仕事などを目指してみてはどうかと思います。
荷物の集荷や店舗へのルート配送とかが多い車ですね。
まずは小さめのトラックで経験を積みつつ、景気がよくなって企業も未経験でも運転手を増やし始めたら転職して待遇アップというのが現実的なのかなぁと思います。
安定した仕事をしている会社とは?
最後に「不景気でも安定した仕事をしている会社」とはどんな会社なのか、ということをテーマにしていきます。
上の方で、「運送会社によっては不景気で仕事が無くなる」と書きました。
では、「不景気でも安定して仕事のある会社」とはどんな会社なのでしょうか。
具体的な会社名などはさすがに書けませんが、私なりの考え方を書いていきます。
そもそも未経験の方は、どの運送会社がどんな仕事をしているのか知らないと思います。
トラックなんて全部同じに見える人も多いでしょうね。(笑)
その運送会社の仕事内容を知るひとつの方法があります。
会社のホームページを見て、「主な取引先」や「主なお客様」といったページを見ることです。
ここに名前のある企業とは、要はその運送会社の荷主になります。
ここでどんな会社を相手に仕事をしているかが分かります。
あとはもう分かりますね!?
ひたすら自分でググってください。(笑)
どういった製品を運んでいるのか、大きくて重たいような製品ならフォークリフトで荷積みしてるのかな、関東と関西に支社があるからそこを往復しているのかな…。
この荷主の業務だと不景気関係ないな…。
ホームページで調べるだけでも見えてくるものがあると思います。
あまり具体的なことは言えませんが、不景気でも公共性が高くて当たり前のように動いているものってありますよね!?
そういうところと大きく取引している会社はやはり安定しています。
知名度は低くても安定していて新車とかどんどん増やしている会社もあります。
もっと言えば自社便だとなお安定していますね。
ただひとつ注意点としては、これは給料が高いかどうかとはまた別の話ですということ。
これは未経験の方がイメージするのは難しいものがあるかもしれません。
知り合いの方なんかがいれば、教えてもらうのが一番簡単なんですけどね。
スポンサーリンク
おわり!
以上で、今回のテーマにおわりになります!
不景気でも社会のインフラとして必要な業界です。
転職を目指す人が増えるのは普通のことだと思います。
ただ未経験の方は、最初から大手の会社でバリバリというのは難しい場合もあるかもしれませんよって話です。
それでも目指すというのであれば、大型免許やフォークリフトなど必要な資格は取ってから受けるのがおすすめです。
少しでも参考になれば幸いです!
こちらの記事もどうぞ!